クルミは脂質に富む果実です。クルミの利用方法としては、パイやパンなどに混ぜ込むもののほかに、リキュール材料としての利用や、採油原料としても使われます。また、果実(果仁)以外にも材木が家具や建築材料として使われています。
日本では、北海道から九州までオニグルミ(J. sieboldiana Maxim.)と、ヒメグルミ(J. subcordiformis Dode)が、川沿いや平坦地に自生しています。「本草和名」(918年)に既に「久留美」という記載があり、この頃には食用とされていたようです。
しかし、これらの種はいずれも殻が堅くて破殻が困難で、果仁割合も低いものでした。
江戸時代には中国~朝鮮から別種が渡来し、栽培されるようになりました。
